初めての方へ

泌尿器科は痛い・恥ずかしいは違う

泌尿器科は痛い・恥ずかしいは違う排尿に関するちょっとした問題があっても、「泌尿器科受診は、なんとなく恥ずかしい」と先送りにしていませんか?
実は、泌尿器科の初診では症状などをくわしくうかがうヒアリングと採尿などを中心に行っていて、視診や触診はほとんどありません。

「トイレに行く回数が増えた」「夜中にトイレに行きたくなって目が覚める」「残尿感でスッキリしない」「尿の勢いが弱くなった」「くしゃみなどで少量の尿漏れがある」、といった問題は男女問わず幅広い年代に生じます。こうしたお悩みには泌尿器科領域の病気が隠れている可能性がありますし、治療することはQOL(クオリティ・オブ・ライフ)向上にも大きく役立ちます。早めに受診することで、治療による効果も得やすいため、少しでも気になる症状がありましたら、気軽にご相談ください。

【初診の方】
初診の方はお電話での予約は出来ませんので、直接ご来院ください。ネット予約は可能です。

【夜尿症(おねしょ)の初診の方】
夜尿症初診の方は予約をお願いいたします。ネット予約にて承ります。難しい場合はお電話にてご相談ください。

 

泌尿器科の初診で陰部を見せることはほぼない

膀胱炎は若い女性にとても多い病気です。そして、若い女性は排尿痛や血尿、尿潜血陽性、頻尿といった膀胱炎の症状があっても、泌尿器科受診を「恥ずかしい」と先送りにして悪化させてしまうケースが少なくありません。
受診をためらう原因として、「泌尿器科診療では陰部の視診・触診が不安」というものがあるようですが、実は泌尿器科の初診で陰部の視診や触診を行うことはほぼありません。膀胱炎を含むほとんどの泌尿器科疾患は、問診と尿検査、超音波検査などで診断できますので、それで治療可能ですから、下着を脱ぐ必要もありません。また、どんな検査が必要か事前にきちんとお伝えしてから行っています。安心していらしてください。

泌尿器科の検査は痛くない

泌尿器科の初診では、まず問診を行い、症状の内容やお悩みの点などについてくわしくうかがいます。その上で、尿検査や血液検査、超音波(エコー)検査など、心身への負担がほとんどない検査を行います。尿検査はご自分で尿を採取いただきますし、超音波検査はお腹にプローブを当てて調べるだけですから、痛みはありません。こうした検査で診断がつき、治療できる場合がほとんどを占めますが、さらに検査が必要になる場合もあります。

基本的な検査以外には、X線検査、膀胱尿道ファイバースコープなどがあります。膀胱尿道ファイバースコープは軟らかくて細い内視鏡ですから、痛みのない検査ができます。

恥ずかしがらずに早めにご相談ください

性別や年齢を問わず、プライバシーに配慮した診察を行っていますので、安心して受診いただけます。泌尿器科の疾患は早めにご相談いただければ楽な治療で改善できるケースが多くなっています。悪化させてしまうと生活にも支障が生じやすいため、恥ずかしがらずお気軽にご相談ください。

診療案内

泌尿器科

排尿障害
症状 尿が出にくい、勢いが悪い、回数が多い、尿が残る感じがする 等
疾患 前立腺肥大症、過活動膀胱、神経因性膀胱、尿失禁 等

自己導尿指導、膀胱留置カテーテル交換も可能です。

悪性腫瘍
症状 PSA高値、尿に血が混じる、健診で尿潜血陽性、陰嚢内が腫れている 等
疾患 前立腺癌、腎癌、尿管癌、膀胱癌、精巣癌、陰茎癌 等
尿路感染症
症状 尿が近い、排尿時に痛みがある、尿が残る感じがする、熱がある、 陰嚢内容が腫れて痛む 等
疾患 膀胱炎、急性腎盂腎炎、急性前立腺炎、慢性前立腺炎、尿道炎・性病、精巣上体炎 等
尿路結石症
症状 尿に血が混じる、お腹・背中に痛みがある 等
疾患 腎結石、尿管結石、膀胱結石、尿道結石 等
腫瘍・感染症以外の陰嚢内疾患
症状 陰嚢が腫れている、陰嚢が痛む 等
疾患 陰嚢水腫、精巣捻転症、精索静脈瘤 等

小児泌尿器科

おねしょ、おちんちんの異常(包茎、炎症)、精巣の異常などの診療を行います。

  • 夜尿症(おねしょ)
  • 尿失禁、排尿障害、おむつがとれない
  • 包皮炎、陰嚢水腫、停留精巣

女性泌尿器科

尿失禁(尿漏れ)、排尿時痛、膀胱炎、排尿後に血がつく、など女性によくある疾患に対して診療いたします。
お気軽に受診していただけるような待合となっております。

  • 尿失禁(腹圧性、切迫性、混合性)
  • 排尿時痛
  • 頻尿
  • 過活動膀胱
  • 間質性膀胱炎

内科

内科かぜ、お腹が痛い、食欲がない、眠れないなどの症状への対応のほか、高血圧や高脂血症などの生活習慣病の予防・診断・治療を行います。

予防接種

予防接種インフルエンザ、肺炎球菌の予防接種も行っていますので、お気軽にご相談下さい。

定期検診

前立腺がん検診

2016年に前立腺がんが男性では最も多いがんになりました。前立腺がんの早期発見にはPSA検査(血液検査)が有用です。
50歳を超えたら年1回は前立腺検診を受けましょう。PSAが高い場合、前立腺生検を行います。近隣の基幹病院に紹介させて頂きます。

自費診療

ED(勃起不全)治療薬

在庫のない場合もございますので、予めお電話でお問い合わせください。
※2019年10月1日より以下の通り変更します。金額は全て税込みです。

シアリス 20mg 1,900円/ 1錠
バイアグラ 50mg 1,600円/ 1錠
バイアグラフィルムタイプ 50mg 900円/ 1枚
バイアグラフィルムタイプ 25mg 700円/ 1枚
シルデナフィル(バイアグラのジェネリック) 880円/ 1錠

※薬は全て院内でお渡しします。
※ご不明な点がありましたら、ご相談下さい。

HPVワクチン

HPVワクチン(ガーダシル4価) 費用1回16,500円(税込)

ヒトパピローマウイルス(HPV)は、性経験のある女性であれば50%以上が生涯で一度は感染するとされている一般的なウイルスです。子宮頸がんを始め、肛門がん、膣がんなどのがんや尖圭コンジローマ等多くの病気の発生に関わっています。特に、近年若い女性の子宮頸がん罹患が増えています。
HPVは数百種類の型があり、一部の型が癌引き起こします。ガーダシル4価はそのうちの6型、11型、16型、18型を予防します。

子宮頸がん予防ワクチン(HPVワクチン)の定期予防接種の勧奨再開

令和6年度に中学1年から高校1年生相当年齢になる女子を対象に行います。事前に予約の上、予診票と保険証を持参でご来院ください。

子宮頸がん予防ワクチン(HPVワクチン)キャッチアップ接種開始

平成9年度生まれから平成19年度生まれまでの女子を対象に公費で接種が可能になります。 ※接種可能期間が限られておりますので、お早めに予約・接種を行いましょう。

◆9歳以上の男子にも接種適応
尖圭コンジローマや陰茎癌の予防効果があるだけでなく、将来のパートナーに感染させないことにもつながります。

予防効果
  • 女性;子宮頸がん、外陰部癌、膣癌
  • 男性;陰茎癌
  • 両方;肛門癌、咽頭癌、尖圭コンジローマ
接種間隔

合計3回の接種が必要となります。
初回接種(1回目)、初回接種から2か月後(2回目)、初回接種から6か月後(3回目)に筋肉注射します。十分な予防効果を得るためには、3回注射をする必要があります。

診断書・証明書の作成費用

診断書・証明書 費用
診断書作成料 3,300円/ 1通
英文診断書作成料 11,000円/ 1通
おむつ使用証明書 1,320円/ 1通
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